歳をとってくると気になるのが血圧ですよね。
高齢者の中には、血圧下げる薬を常時飲んでいる人が少なくありません。
そして、この薬は、飲み始めたら一生飲まなくてはいけないのです。
ですので、そうならないためにも血圧が高かったら、すぐに低くなるように食生活や運動などのライフスタイルを見直す方がよいです。
さて、青汁は主成分が野菜です。
青汁を飲むと血圧を下げるのに効果があるるのでしょうか。
血圧と病気の関係について
血圧とは、「血管内の圧力」のことです。つまり、流れている血が血管を押す力のことです。
血圧の単位な、mmHgで表されます。この血圧が高いと血管を押す力が強くなります。
ただ、血圧が高いことが直接、何か身体に悪いことはありません。
しかし、血圧が高い状態は、いずれ血管を硬化させて脳梗塞や心臓病などのような血液疾患を引き起こす要因となります。
ですので、血圧が高過ぎるとよくないと言われているんです。
また、逆に低すぎると低血圧でめまいなどが起こりやすいので、適切な範囲に血圧が収まっているのが一番よい状態と、なります。
血圧が上がる原因とは?
血圧が上がった場合、その原因はどこにあるのでしょうか?
1、老化
高齢になればなるほど、高血圧が増えます。これは、年齢により血管の弾力性、伸縮性が失われて硬くなるために、血圧が上がると考えられます。
2、遺伝
親が高血圧だと、子供も高血圧になる確率が上がります。これは、体質は遺伝するために、親の血管が硬くなりやすいと、子供も硬くなりやすいためと考えられます。
3、塩分
体内の塩分が増えると、その濃度を薄くするために体内の水分量が増えます。これにより血液量が増えてしまい、血圧が高くなります。
実際に塩分を摂る習慣が強い地域の人は高血圧が多いです。
4、肥満
太ることで、心臓は血液の流れる量を増やそうとします。これにより、血圧が高くなります。
5、ストレス
ストレスがあると血管が収縮します。すると、血圧が上がります。
たまに、スポーツなどで血圧が高くなり突然亡くなってしまう場合があります。
なので、普段、血圧が低くても注意が必要です。
血圧を下げる成分はカリウム
一般的な青汁には、ケール、大麦若葉、明日葉が入ってます。この中に含まれるカリウムという物質は、塩分の摂り過ぎによる血圧上昇を抑えてくれる働きがあります。
ですので、塩分の摂り過ぎによって、高血圧となっている場合、青汁を飲むことで血圧が下がるのです。
逆に言えば、太り過ぎとかストレスなど、塩分摂取以外で高血圧となっている場合には、青汁による血圧を下げる効果はあまりありません。
ただし、青汁を飲んで肥満解消やストレス発散ができるのであれば効果はあります。
まとめ
青汁を飲んだら血圧が下がるのは、主に塩分摂取により高血圧となっている場合です。
ですので、青汁が必ず高血圧を解消してくれるわけでは、ありませんので注意が必要です。
ただ、予防のために青汁を飲むのはいいと思います。
また、普段からしょっぱいものをよく食べる人は、塩分を控えると共に青汁を飲めば、より効果的に血圧が低い状態を保てます。
血圧が高いと成人病リスクが上がります。
ですので、日頃から血圧が高くならないように血圧を定期的にチェックして、血圧が高くなったらすぐにわかるようにしておくことをおすすめします。