アトピー性皮膚炎は現代病です。生まれてくる赤ちゃんのうち、四人に一人がアトピーを発症するそうです。まだ根本治療法は発見されていません。
「青汁を飲むとアトピーが治る?」こんなことを聞いたことがありますが本当でしょうか?
アトピー性皮膚炎とは?
アトピーと言う言葉はよく聞きます。ですが、実際にはどのような病気なのか、知らない人の方が多いのではないでしょうか。
ウィキペディアによると
アレルギー反応と関連があるもののうち皮膚の炎症(湿疹など)を伴うもので過敏症の一種。原因は解明されておらず、かゆみを伴う湿疹が、反復的に症状として生じる。
要するに原因はよくわからないけど、皮膚がかゆくなり湿疹が生じる病気です。
この病気、以前は、子供の病気と考えられていたし子供に多かったのですが、大人になってもなる人がいるのでもはや、誰にでも起こりえる病気です。
現在、20歳以下の約10人に1人がアトピー性皮膚炎になっているようです。
数だけを見るとかなり多いことがわかりますね。
アトピー性皮膚炎の改善について
アトピー性皮膚炎になったら、病院に治療に行き薬を処方してもらいます。
さらに、生活スタイルの改善が必要となります
・部屋を生活に保ち、部屋の温度と湿度を適切にし、ホコリやダニをよせつけないようにする
・食生活を規則正しくして、暴飲暴食を控える
・ストレスをなくして、リラックスして生活する
・刺激がない衣服を着用して、かゆみや湿疹を誘発させないようにする
・入浴や洗顔などで、肌を清潔に保つ
青汁は、アトピー皮膚炎に効果があるのか?
さて、肝心の青汁はアトピーに効果があるのでしょうか。
効果があるともないとも言えません。
もし、食生活が乱れていることにより、アトピーを誘発させているのなら、青汁によりアトピーが改善する可能性があります。でも、原因が遺伝であったり、ストレスでなるなら、いくら青汁を飲んでもアトピーはよくなりません。
ですが、アトピー性皮膚炎の原因は、特定しにくいです。原因が1つではなく複数あったり、直接の原因でなくても、関係していることがあります。
たとえば、アトピーの原因は食べ物ではなくても、青汁を飲むことで、免疫力がアップしたらアトピーが改善するかもしれません。
なので、もし青汁に効果を期待するなら、一度試してみるといいでしょう。
まとめ
アトピー性皮膚炎になると本当につらいですよね。だから、アトピーの人は、わらにもすがる気持ちで青汁に期待する人もいると思います。
確かに、効果がないとは言えません。ですが、一方であるとも言えません。
ただ、青汁は薬ではないので過度な期待はしない方がよいです。
アトピー治療の基本は、やはり薬と生活環境改善になるかと思います。この2つを柱に治療をして、もし青汁を飲むなら、アトピー改善のためではなく、健康になるために飲むという感じで考える方がよいかと思います。