現代人は、パソコンやスマホ、タブレットなどの電子機器をよく使います。
ですから目が疲れることが増えて視力が悪くなる人が増えてます。
「スマホ老眼」という言葉もあるぐらいですからね。
青汁は健康によいということですが、目の疲れの解消や視力のアップにも効果があるんのでしょうか。
青汁を飲んだら目の疲れ解消や視力のアップができるのか?
結果を先にいうと青汁に含まれている成分からみれば目の疲れ解消や視力のアップの効果が期待できます。
青汁に含まれている成分は、
・ビタミンA
・ビタミンB1、B2、B6、B12
・ビタミンE
・葉酸
・ナイアシン
・ビタミンC
・ナトリウム
・カリウム
・カルシウム
・マグネシウム
・リン
・鉄
・亜鉛
・タンパク質
・炭水化物
・脂質
・食物繊維
です。
そしてそれぞれの成分のうち目に関する成分の働きがこちら。
<ビタミンA>
目の粘膜の生成や修復や保護に効果がありドライアイなど目の乾燥に効果があります。
<ビタミンB>
ビタミンB1は、目の疲れを防いだり、和らげる働きがあります。
ビタミンB2は、目の粘膜を保護し正しく働くようにする効果があります。
ビタミンB6は、目の水晶体の代謝機能を高める働きがあります。
ビタミンB12は、目の視神経を正常に働かせる効果があります。
<ビタミンE>
抗酸化作用があり、目の老化予防に効果があります。
<葉酸>
目に必要なコラーゲン生成に関わっています。
<ビタミンC>
目の水晶体を健康に保つ働きがあります。
<カルシウム>
目の毛様体の筋肉の働きをよくする効果があります。
<亜鉛>
目の視神経の伝達をスームーズに働かせる効果があります。
ケールに含まれているルテインが凄い
青汁の主成分として利用されるのは、ケール、大麦若葉、明日葉の3つです。この中でルテインが最も多く含まれているのはケールです。
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれますが、ケールはほうれん草の2倍もルテインを含んでいます。
このルテインには、目の黄斑部(光が集まる場所)、水晶体などにあり紫外線などの有害な光から目を守る働きがあります。
なのでルテインが目の中にたくさんあるといいのですが、歳をとるとルテインの量は減るので、中年以降は積極的にルテインを摂取することが必要です。
ルテインの含有量の比較
ケールなど野菜のルテインの含有量(100g当たり)はこちら。
・ケール 21.9mg
・ほうれん草 10.2mg
・ブロッコリー 1.9mg
・レタス 1.8mg
・グリーンピース 1.7mg
・芽キャベツ 1.3mg
・夏かぼちゃ 1.2mg
ルテインは1日の摂取量が6~10mgが理想とされています。
これはほうれん草だと60g、ケールだと30gです。
毎日これだけの量を摂るのは、意識しないとなかなか大変です。
まとめ
青汁は目の疲れや視力アップに効果があります。
目の健康を維持したいのであれば、青汁の中でもケールが主成分の青汁を選ぶのがおすすめです。
ケールは苦くて食感があまりなく厚みがあるため噛みごたえがあります。
ただ、最近のケールを使った青汁は美味しくなるように味が調整されていますので、それほど苦みは感じません。