青汁は健康や美容によいと言われてます。
でも、青汁を飲めば必ず元気で長生きできるというわけではありません。
青汁以外にも、いいものはたくさんありますし青汁と併用することで、健康寿命も延ばすことができます。
健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。
つまり、簡単に言えば日常生活を苦もなく普通にできる期間のことです。
厚生労働省の発表では、日本の健康寿命と平均寿命(いわゆる寿命のこと)はこちらのようになっています。
引用元: 健康寿命の延伸に向けた最近の取組み
日本では、平均寿命と健康寿命の差が10年ほどあり、この期間は人手を借りないと生活が困難となります。
今、平均寿命を伸ばす以上に大事なのが、この差を減らすために健康寿命を延ばすことです。
では、どうしたら楽に健康寿命を延ばせるのでしょうか?
1、速歩でウォーキングをする
「老化は足から来る」
昔からこのように言われています。
ですから、まずは足を動かして足の老化を予防することが大事です。
そして、歩く時はなるべく早く歩きます。ゆっくり歩いても効果はありますが、早く歩いて負荷をかけることで、より血行がよくなり、筋力がアップし健脚となります。
2、食事は腹八分目以下にする
好きなものだとお腹いっぱい食べてしまいがちですよね。また、お腹がすいているとついつち早食いになってしまいたくさん食べてしまうこともあります。
ですが、これだと必要以上に食べることになり胃腸に負担がかかるし、余計な栄養は脂肪になるのでメタボの原因となります。
基本的に食事をする場合は腹八分目にするといいです。また、ほとんど活動をしないなら、七分目や半分にしてもよいでしょう。
ただし、栄養バランスを整える必要があるので、主食、肉、魚、野菜などをまんべんなく食べるようにしてください。
3、なるべく外食や内食を避け料理をする
最近は、お金を出せばどんな料理でも食べることができます。そして、外食(外での食事)や内食(総菜や弁当などによる食事)だと、どうしても自分の好きなものばかりを選びがちです。
しかし、これがかえって食生活の乱れを加速させたり、食品添加物や脂肪の摂り過ぎを招いてしまいがちです。
ですので、自分で素材を買ってきて料理をして食事をするのがおすすめです。
それに料理をすることは頭も身体も使うので健康的です。
4、ストレスを生じさせない、貯めない
ストレスがあると緊張感が高まり血管が収縮し血行が悪くなります。これが続くと、心臓や脳、そのた臓器へのダメージになります。つまり、ストレスは万病の元です。
ですので、なるべくストレスを生じさせないようにすることが大事です。また、もしストレスを感じたら貯めないようにすぐに解消するようにします。
そのためにも、自分なりのストレス解消法を持つようにするといいです。
5、生きがいを持つ
ただ食べて、寝てだけの生活をしていると、生きる気力がなくなります。
特に男性だと定年後にこのような生活に陥りがちです。
気力なく生きていると、どうしても外出が減ったり、食欲まで落ちてきてしまい病気になることも増えてしまいます。
このようなことにならないためには、歳をとっても生きがいを持つことが大事です。
生きがいはどんなものでもかまいません。趣味でも旅行でも仕事でもボランティアでも何でもいいんです。
自分が意識を集中して打ち込めるもの、夢中でやれるものを選ぶといいです。
6、人との交流を持つ
年齢を重ねてくると、交友関係は減りがちです。ですが、人間が生きるのに人とつながりを持つことはとても大切です。
ちょっと嫌なことがあっても、友達とおしゃべりをしただけでスッキリしたり、寂しく思っていても電話で話したら、元気になることもあります。また、困りごとがあった時に知人に相談できると安心ができます。
毎日の暮らしを安心して快適に過ごすために、日頃からよい人間関係を作っておくといいです。
7、タバコを吸わないようにする
タバコは健康にとって百害あって一利なしです。
タバコを吸うことで気分がリラックスするという人がいますがそれは錯覚です。単にニコチン依存になっているので、タバコを吸うことで気持ちが落ち着くだけです。
それにタバコは値段がだんだん高くなっています。経済的な面からみても、タバコを吸い続けるのは、お金の無駄です。
8、定期的に健康チェックをする
自分が健康かどうかって自分ではよくわかりません。健康だと思っても、隠れた病気が潜んでいることもあります。
ですので、客観的に自分の身体に問題がないかを、調べるといいです。
具体的には、健康診断、人間ドック、歯の定期検診などを受診するようにします。
少なくとも健康診断は年に1回、人間ドッグは2年に1回、歯の検診は1年に1回は受けるといいでしょう。
また、健康に不安がある場合は健康チェックの回数を増やすようにしてください。
9、十分に睡眠をとる
「寝る子は育つ」と言われるように子供にとって寝ることは、成長をうながす大切な時間です。
これは、大人にとっても同じです。十分な睡眠を睡眠は、成長ホルモンの分泌を促進させます。また、よい睡眠をとることで、記憶の定着が加速されます。
そして、睡眠は前日に貯まった疲労の蓄積をリセットさせ、免疫力アップにもつながります。
逆に寝不足になると、その日1日の気分がすぐれず、だるかったり疲れやすくなってしまいます。
10、食べたら歯を磨く
歯は健康にとってともて大事です。単に虫歯や歯槽膿漏の予防だけでなく、歯が悪くなると身体全体にまで悪影響が及ぼされます。
例えば、歯周病菌が、心筋梗塞や脳血管障害の要因となってしまうこともあります。
また、歯を磨く場合、正しい磨き方をするようにします。ゴシゴシと力を入れて磨けばいいというものでは、ありません。
歯ブラシは、自分の磨きやすいものを選ぶのが理想ですが電動歯ブラシなどを使うと効率的に歯を磨けます。
そして、歯磨き粉ですが、単に値段の安いものを選ぶのではなく質がよくて自分の歯を健康に保つのに最適なものを選ぶようにしてください。
まとめ
健康寿命を延ばす簡単な方法10選はこちら。
1、速歩でウォーキングをする
2、食事は腹八分目以下にする
3、なるべく外食や内食を避け料理をする
4、ストレスを生じさせない、貯めない
5、生きがいを持つ
6、人との交流を持つ
7、タバコを吸わないようにする
8、定期的に健康チェックをする
9、十分に睡眠をとる
10、食べたら歯を磨く
これらは、習慣化すれば、そんなに難しいことではありませんが、最初からすべてを完璧にやろうとすると挫折するかも知れません。
まずは、できるところからスタートしていくといいです。
ただし、常に意識しないと忘れてしまうと思います。忘れやすい人は、紙に書いて貼って目に付くところに貼っておくことがおすすめです^^。